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地域医療連携システム [ firstpass/community-link 2 ]
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システムコンセプト |
平成20年度から始まった地域医療計画における4疾病の地域連携パスも
各地で取り組みが活発化してきました。また平成20年3月に新たに通知された「がん診療連携拠点病院の整備指針」でも明確になっているように、今後院内で、相談部門や在宅支援部門と合わせて地域医療連携部門が集約されたセンター化に向かうことが予想されます。また回復期病床や亜急性期的な病床を持つ医療機関においても、連携担当部門での情報システム管理は急務であり導入検討が進むと考えられます。
このような環境の中で、当社は100ヶ所以上の医療機関への運用改善提案から
得られたノウハウを整理し、機能向上を図った新たなシステム体系を整備しまし
た。そして地域医療連携室の支援システムを核として医師の負荷軽減を目的とし
た「診療部門支援」、Webを活用した連携先との情報交換を円滑にする「地域
ネットワーク」、そして多様化する医療相談機能を情報化で支援する「相談部門
支援」を関連システムとして提供します。また医療機関の特性に合ったシステム
の組み合わせが可能なように様々なオプションシステムも用意し、今後一層多様
化する医療機関の「地域医療連携」に関するニーズに的確に応えていきます。
販売開始:平成20年11月10日 提供開始:平成21年1月1日
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【機能強化ポイント】
●地域医療連携室の業務支援機能
◆地域医療連携室における連絡文書作成状況チェック機能
◆診療報酬算定に向けた連携室チェック機能
◆統計業務の機能強化
●地域の医療機関とのネットワーク連携情報
◆共有情報の拡充
◆地域連携クリティカルパス推進のための業務支援
●地域医療連携推進に向けた医師サポート
◆医師による報告書作成機能
◆逆紹介に向けた紹介先医療機関の情報提供
●オーダリング・電子カルテとの情報連携
◆紹介情報連携
◆逆紹介情報連携
「ファーストパス/コミュニティリンク 2」のご紹介
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「ファーストパス/コミュニティリンク2」は連携室の現状や情報システムの状況
に合わせて、柔軟なシステム構築を提供します。 |
T.連携室支援システム
●紹介状、予約票、返書、連絡票等の連携に関する文書をシステム上で対応できます。
●紹介、逆紹介患者の情報管理や文書管理が行えます。
●豊富で分析に役立つ各種統計帳票が表計算ソフトで活用できます。
●連携医療機関に対し、一括で情報をFAX配信することができます。
●医事会計システムと患者基本情報の連携が行えます。※
●HISとの連携により、紹介・逆紹介情報が取り込めます。※
●医師報告書や診療情報提供書の作成状況が確認できます。※
U.診療部門支援システム
●事前もしくは当日受け取った紹介状をイメージ情報で確認できます。
●受診時の医師報告書が作成できます。
●医師報告書が未作成の紹介患者を確認できます。
●診療情報提供書が作成できます。※
●逆紹介先の医療機関を各種条件で検索できます。※
V.地域ネットワークシステム
●紹介状の作成・印刷・送信機能が利用できます。
●連携パスシートなどのファイルが共有できます。
●中核病院より、FAXやWeb上などで各種情報の提供を受信できます。
●中核病院側のオーダリングやPACSとの連携により、診療情報が参照できます。※
※はオプション機能となっております。
W.相談部門支援システム
●各種相談情報(医療福祉相談、退院調整相談等)の情報の一元管理・共有化が図れます。
●退院支援計画書の作成が行えます。
●様々な分析を可能にするため、各種相談分類別に統計がEXCEL形式で出力されます。
●地域がん診療連携拠点病院におけるがん相談支援センター業務にも対応しています。※
※はオプション機能となっております。
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